ごあんない
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インターネットというかウェブというかなんと言えば正確なのかわかんないけど、どこに情報があるかわかってれば、自分の脳に多くの情報を保存しなくてもいいわけですよね。
時刻表や電話帳やなんかをいつも持ち歩く必要はないんです。 自分の得意分野をメモっておけばあとで誰かが役に立つし、自分もどこかの誰かに助けてもらえばいい。 基本的に金儲けのためにあるシステムじゃないからなのか知りませんけど、そうやって大勢が情報を共有できるっていうかするっていうかそういう方向に進んでるっていうか進んでほしい願望。 ブログやウェブ日記なんかは単体で見ると全然情報が整理されてなくて使いにくいようにも思えますが検索すりゃいいんですよ。だから本質的には個人の経験や知識の集積。 接続してる個人はウェブ全体の感覚器となって常にインプットしつづけて共有部分を肥大させていかないと中の動きが鈍くなっていきます。 そのためには共有部分ばかりを意識するのではなく、共有してないワールド(現実とかいう)においての個人的な体験が必須になってきます。 そういうゴチャっとした、われわれの沈殿物の総体みたいなややこしい相手に、わたしたちは掲示板やブログやSNSでその場に対して立ち向かうというか自分の代理を作って対応します。 ハンドル名乗ってみたり個人的体験をしたためるのは、個の維持に役に立つ行為と言えます。 ライブドアブログで著作権の問題が起こってるみたいですが、どうなるんでしょう。 どうせ著作権なんか尊重しないつもりだったんだろ、ですよ。だからみんなアレですよ、真面目に書いたら損するということは、うんこちんこ言いまくったほうが。 無料でサービスしてくれてんだからある程度ユーザが肩代わりしなきゃいかんという理屈もわかる。そのホスティングの会社がどういう収益をあげる予定でいるのかを公表したらユーザも選択しやすいな、というのはさておき。 もうさ、逆の発想すりゃいいじゃんとか思うほうなんですよね俺。ユーザから見て好き勝手しちゃえばいいじゃんと。会社は知らんよバイトだからな。 たとえば各社のブログサービスでミラーリングしてみたらどうなんの? 各社で喧嘩すんの? 文章はどこそこ、画像はどこそこ、ってまとまったコンテンツを分割したらどうなんの? 最初からすべて匿名、まったく自他を区別しないスペースを作ったらどうなるかなとか。すべての参加者関係者が著作権を放棄して何かを作り上げたとき、どんなものができるだろうか。そういうこと考えますよね。やりたいよね。コミュニストじゃないけど、そういう実験は見てみたい。資本主義を憎んでる人らは、これからそういう活動をするといいと思うよ。どうせ今だって大して儲かってないんでしょ。迫撃砲使うより大きなものを壊せる気がするんだけどダメですか。
by exitemegane
| 2004-11-14 09:30
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