ごあんない
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文章を読むとき、言葉を受け取るとき、どのくらい深読みするかがケースによって毎回違いますよね。
取扱説明書とかアクセスマップとかは、深読みしない。普通しない。行間を味わうようにできていない。しようと思ったらできるけど、なるべく深読みしなくていいように作られている。そうあるべき。 一方、たとえばジェンキンズ氏が向こうで小泉首相と面談したときのコメントなんかは「ああ、言えないこといっぱいあるんだなあ」と感じることができる。 その言葉が、文章が、どういう状況で誰から発せられたかっていうバックグラウンドをある程度知っていると、文面の表面的な意味以外の情報を受け取れる。しばしば正反対の意味になることもある。あとは受け手が世慣れていると、酸いも甘いも噛み分けて4回反芻して、背景をさほど知らなくても想像できることがなくもない。 深読み率=(受け手の経験値や想像力*既知の背景情報量)/文章の表面的な情報量 なのかなあ。間違ってるかも。要素足りないかも。 そんで、ブログのエントリってどっちなんだろうと思ったんですよ。 RSSとかSBMとかリンクで、ある人のブログエントリをピンポイントで読むことが増えて、時系列で追う読み方が少なくなっているのではないか、というのは以前から指摘されているところ。 読者の深読み能力を要求しなくて済むように、バックグラウンドを毎回説明(リンクで処理もあり)したほうがいいのか? どんどん取扱説明書化すべきなのか? 自分の過去のエントリを読んでもらえるように誘導して背景情報をアピールすべきなのか? プロフィールとか書いて? そこでバックグラウンドを充実させる隠れた目的のためにバトンが流行? もっとも労力を使わずに、効率的にブログ内を縦断できるのはなんなんだろ。今まではカテゴリだったのかな。そうするとなるべく細かくカテゴライズしたほうがいいのかもしれない。 サイト内検索も重要。想定されるいくつかのキーワードをあらかじめ提示して、クリックひとつで検索結果を表示できたりしたら便利かもしれない。センスが問われるけど。 ランダムでエントリを読むためのボタンとかつけたらどうかな。それだったら全部読むほどの時間をかけずに運試し感覚で楽しめるかも。運が悪いとその読者は二度と来ないかも。 でも自分で誰かの文章を読むときは深読みが楽しかったりもするので、時間の許す限り過去エントリもなるべく時系列に読んでみたいなあと思うのでした。ここ1年そういう読み方から遠ざかっているなあ。
by exitemegane
| 2005-08-26 01:52
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