ごあんない
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個が演じて社会を構成する要素となること
自他のつながりと番長と最終回 このあたりのつづきを思いついたんですけどね、ダイジェストで説明しますと、今さらだけど人類補完計画をやってみようぜ! というような。 「あーわかるわかる」と思った人は途中を飛ばしてください。っていうか読まなくていいです。ほとんど自分用メモで説明が全然なってないです。 テレビに例えてみます。 テレビはみんなに等しく分け与えているんです、多数に対するメディアなので。 メールでいうと cc しているのと同じ。 でも、テレビの中の実在の人はひとりしかいないので、同時に全員に応対することができないのね。 ドラマの登場人物は、お茶の間に来るけど、役者本人は、お茶の間に来ないわけです。 実在の人間は不自由。 架空の存在は同時に複数の場所に存在できるし、空も飛べるし、万能で無敵で最強。 実在の人物より架空の存在のほうが優れているということになります。 ワイドショーは真実を伝えているわけではないですよね。 お茶と煎餅の昼下がりにマッチする演出が施されているわけです。 有名人の離婚の原因なんか複雑だろうし全部聞いてたら嫌な気持ちになるし結局本人じゃないから心理なんて完全にわかるはずもないんだけど、それを納得のいく形で噛み砕いたものがワイドショー。善玉悪玉を決め打ちで。 たとえばカモノハシは哺乳類だけど卵を生んじゃう反則っぽい哺乳類です。それをただ哺乳類って説明してもわかんねえよ、というような。 このように、本質と外っ面の関係があるわけです。何にでも。 人間対人間も同じで、人と人がどうせ実際に顔を合わせたところで、その人の奥の底の核をぶつけあうわけではないですよね。 望む望まないに関わらず、お互いに仮面をつけてる。 自分を出すときは仮面越しだし、しかも相手は脳内にその仮面を基にした虚像を構築してる。 そんなこんなで、間に緩衝材をはさんでいるにすぎない。 その緩衝材っていうのは、潤滑に世界が動くための架空のイメージなわけですよ。みんなの思い込みによって、あると信じてるもの。 インターネットは多対多のメディアなので、テレビより送信にかかるコストが低くて、っていうことは大げさに言えば全員が全世界に向けた仮面をつけているということで、テレビに例えるなら出演者です。 全部、脳内演出家の演出によって、脳内編集者の編集によって、本物の俺ではない、わかりやすいキャラクターに変化してます。あと、視聴者の解釈によっても変化します。 メガネさんとバイトさんの間には、いろいろズレが生じていて、同一ではない。 ネット上の俺はドラマの登場人物なわけですよ。 もちろん、あなたも架空の存在。全員が電車男。 視聴者は、ドラマの登場人物については知るチャンスがあるけど、役者個人のプライベートについては、知るよしもないです。 これと同じように、本人の願望や周囲の解釈といったものの影響を受けて、ネット上の人は、中の人と異なる何かに変貌しています。 ここで提案なんですが、どうせ仮想の人格なのならば、現実では不可能な設定にしようよ。 意識的に仮面を作って、相手もそうだと信じれば、それが全員の脳内で事実に認定されるので、真実になるかもしんないよ。 だって、ある人物が実在するのか、精巧に設計された架空の存在なのか、どうやって判別するべきかわかんないじゃないすか。 ふだんそんなこと判別して生活してないじゃないですか。 だったら、たぶんできるはず。 バレないネカマは女そのものなんですよ。もう今世紀においては。 メガネさんが架空の世界にステップアップして、周囲にとってのバイトさんになることも可能。メガネさんが「俺、空飛べるんだ!」って言ったらバイトさんは空を飛べるわけですよ。 A+F で藤子不二雄みたく、ゆでた+まご で闘将拉麺男みたく、誰かと誰かがひとつの人格を作り上げることも可能。 大勢が(たとえばインターネットに人格を載せてる人たちが)一斉に神社の石段から転げ落ちて「俺がお前でお前が俺で」つって境界を曖昧にしたら、みんなで同一人物にもなれるんですよ。 そうすると、挨拶とかが不要になるから効率的にいろんなことができるんですよ。 伝わるのかなこれ。説明がへたくそでごめん。 でも、すでにこの現象が起こっちゃってるんだけど、みんな気づいてないだけなのかもしんないんですよ。 ほんとごめん。 オラわくわくしてきたぞ! 追記 そんで、架空の人物の人権がどうなるか謎なのですが、たぶんひとりが無限の並列世界に存在できるので、そのうちのひとつで傷つけられる可能性はありますが、同時にほかの世界では傷つけられていないかもしれないわけで、エントリごとに生まれ変わったりする可能性がある。 現実の人間は1体しかいないので傷つけられると傷ついてしまうけど、「架空の俺は傷つかない」という思い込みによって、無敵になれると思う。だから、他人を傷つける行為は、まったくの無意味。みんながそういう信念を持つことが肝要。 関係ありそうな過去のエントリ 共有すること 共有部分と個の維持のバランス 間接を直接と勘違いする野蛮なチャレンジ ブログと陰謀論と馬鹿騒ぎ 作ってきたもの 価値
by exitemegane
| 2005-07-25 01:17
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