ごあんない
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わかった。
なにかが殺到してくる場合は、整理する方法を考案することが先決であって、殺到自体を非難したり、殺到させている悪の親玉がいるはずだなどと妄想するのはおかしいということだ。殺到される対象だけに原因を求めるのも不完全だ。 殺到する原因はどっかの人がさせてるからじゃなくて、社会なり現場なりに要因があるからなのだ。たいていの場合、それはなかなか根本的に解消しにくい。でかいから。 はいはい並んでねーと交通整理する人と、ちゃんと規則を守るモラルがあれば、殺到など怖くもなんともないはず。たいていの場合、どちらもない。ルールを作ろうぜなんていう奴はまだ現場に到着してない。 殺到される側がブチ切れたり殺到する側が偉ぶったりするとややこしくなっていつまで経ってもどうにもならん状況になって禍根を残すことになる。そして、そのほうが野次馬的には面白いっていうのが問題だ。実際、天狗をからかうのは面白い。ただ、だれひとり問題解決をしようとしていないと、祭りのあとで人が去った広場に一陣の風が吹き抜けてゴミが散らばっているというさびれた状態になっちゃって、ほんとにさみしい。地面には誰のか知らんが血痕とかあるし。 そもそもITっていうかインターネットっていうかウェブっていうかブログ文化っていうか、交通費がいらないもんだから流動性が激しくて、だれとでもつながれる特徴がある。ひとりに100人ぶらさがることもできる。祭りとあらば大喜びで大勢かけつける。 お祭り騒ぎで殴りあった結果、そのうちルールやツールができちゃって、なつかしいねー、あのころはあんなことがあったねーなどとキャッキャ笑いあったりするのかもしんないけど、まあそのルールは野蛮人が太鼓叩きながら喧嘩しながら作ったものだっていうのは忘れちゃうのかな。それだけに今日、そういうお祭りを目撃して体験できるっていうのは何者にも代えがたい貴重な体験だ。そのためには無用心でワキの甘い天狗の数名も生贄として血祭りにあげるのは、こりゃしかたないよ。 もちろん自分だったらどうするかっていうと、可及的速やかに自虐し、反省します。許してください。
by exitemegane
| 2005-02-23 15:28
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